あなたの診断結果は・・・

 

40代のあなたは、自己流での妊活よりもまずはクリニックを受診することを優先しましょう。妊娠には、年齢が大きく関わってきます。少し厳しいことを言いますが、悠長に妊活をしている暇はないです。もし今までに妊娠に関わる検査をしたことのない場合は、早めに検査してみましょう。検査した方が良い項目についてはこの後に書いていますが、一般婦人科では詳細な検査を行っていないことも多いため、不妊専門のクリニックで検査することをお勧めします。
また、妊娠するためには生活習慣や精神環境などが影響することも考えられるので、不規則な生活やハードワークなどは控えましょう。

生理について

生理周期の正常範囲は26~35日と言われています。
生理周期が不順であったり生理がこない月があるような場合、または生理痛がひどい場合、婦人科系の病気の可能性が高いです。また、このような方は子宮の状態が妊娠しづらくなっている可能性も考えられます。一度クリニックに行って検査してもらうことが必要です。

 

基礎体温について

妊娠を希望している方にまず行ってほしいことが、基礎体温の記録です。基礎体温とは眠っている間など体がいちばん安静な状態にあるときの体温のことで、朝起きて動かずにベッドやお布団のなかでそのまますぐに測ります。
基礎体温を測ることによって、以下の3つのことがわかります。
・生理がくるタイミング
・排卵しているかどうか
・妊娠しているかどうか
基礎体温が正常な場合、下図(通常の場合)の2相のグラフになります(ここまで綺麗な2相にわかれる人は少ないです)。

気をつけたいのは、「高温期が短い」「低温期と高温期の2相にわかれない」「グラフの線がバラバラ」あどの場合です。このような状態の方は、生理不順を含め体のどこかに異常がないかを検査などで調べる目安になります。
また、高温期が続く場合は妊娠している可能性があります。

女性の妊孕性(にんようせい)について

ヨーロッパの研究では、自然妊娠で子どもを望む場合、以下の年齢までには妊活を始めるのが望ましいというデータがあります。

これはあくまでも1つの目安ですが、女性の妊娠において年齢は切っても切り離せないものです。

女性の妊娠に関わってくるものの中で一番の主役は「卵子」です。
女性の卵子は、年齢とともに「数」も「質」も減少します。女性は、産まれた時に保有した卵子を減らし続け、新しく作り出すことはできません。最も妊娠に適しているのは18~25歳であり、それ以降は年齢と共に妊娠率が下がっていきます。

30代からは妊娠率の低下とは逆に、流産率やダウン症などの先天性異常の確率が上がっていきます。
40代のあなたは、自己流ではなくクリニックでの妊活をおすすめします。体外受精などへのステップアップも、早めに行動することが妊娠への鍵となります。

卵子の残数がわかる目安として、AMHという指数があります。
まだ受けたことのない方は、一度受けることをお勧めします。クリニックで、血液検査を行うことでわかります。一般婦人科では検査していないところもあるので、不妊専門クリニックの受診をおすすめします。都内だと1回5,000~8,000円が相場です。

BMIについて

妊娠しやすい体になるには、BMI値18.5~25が望ましいです。

【BMI計算方法=体重(kg)÷身長(m)÷ 身長(m)】
例:身長160cm・体重50kgの方→50÷1.60÷1.60=18.59

BMI値18.5以下の方は、痩せすぎです。月経異常や排卵障害の可能性があります。
BMI値25以上の方は、肥満ぎみです。月経異常や排卵障害の可能性があります。
どちらの場合も、生理が正常に来ていても排卵されていない場合も考えられるので、一度、クリニックや市販の排卵検査薬で検査してみましょう。

妊活における治療について

妊活を始めて1年間妊娠しない場合、不妊専門のクリニックを受診することをおすすめします。
治療法と、費用の目安は以下の通りです。
一般的には、タイミング法から始め、徐々にステップアップしていきます。

治療期間としては、2~3年を1つの目安としましょう。タイミング法や人工授精は、一定回数行うとそれ以上は妊娠率の向上は見込めません。ですので、最適なタイミングでのステップアップが必要となってきます。

もし受診したクリニックがタイミングや人工授精を何度も(3,4回以上)繰り返す場合、セカンドオピニオンとして他のクリニックを受診してみた方が良いでしょう。また、婦人科ラボでは医師に相談できる掲示板もあるので、そのようなところで質問するのも良いでしょう。

自己流妊活をしている方は、クリニックへ行くタイミングに迷われる方も少なくないでしょう。
以下のチェック項目を参考にして、1つでも当てはまらない項目がある場合はクリニックの受診をお勧めします。

また、妊活・不妊治療の際のクリニック選びはとても重要です。納得して治療が行えるよう、まずは以下のことに気をつけてクリニックを選びましょう。一度受診をしてみると、クリニックの判断基準ができてくるので、もし合わなければ転院も視野に入れましょう。

妊活をしているあなたに検査してほしい項目は、以下の通りです。

 

男性不妊について

不妊原因の約半分は男性側にあります。

早めの妊娠を望む場合は女性側だけでなく男性側も同時に検査を進めていきましょう。もし男性側に何らかの異常が認められた場合に早めの対応ができます。

精液検査をすでに行った場合、パートナーの運動率が39%以下の場合は精子の受精能力が乏しい可能性があります。泌尿器科的な疾患も懸念されますので、男性の泌尿器科または、泌尿器科を併設の不妊専門クリニックの受診をお勧めします。泌尿器科を併設の不妊専門クリニックは数が多く無いため、事前に男性の検査が可能か調べてから受診しましょう。