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基礎体温の測り方とグラフの読み方:わかること・わからないこと

最終確認日 2026-10-17(制度は変わることがあります。出典で最新の情報をご確認ください)

出典の一覧(4件)

基礎体温は、体を動かす前の、安静にしているときの体温です。毎朝つけてグラフにすると、排卵があったかどうかのおおよその見当がつきます。このページでは、測り方と読み方、そして基礎体温だけではわからないことを一次情報で整理します。

測り方

厚生労働省研究班が監修する「ヘルスケアラボ」は、次の測り方を案内しています。

  1. 婦人体温計を使う — 小さな変化を見るため、専用の婦人体温計を使います。わきの下で測った体温は参考になりません
  2. 朝、目が覚めたらすぐ、起き上がらずに測る — 体温計を枕元に置いておくと続けやすくなります
  3. 舌の下で測る — 測っているあいだは口で息をしないようにします
  4. 同じころの時刻に測る — 起きる時刻がばらばらなときは、測った時刻もメモします

国立成育医療研究センターの記録表も、測り忘れた日があっても気にせず続けること、体調が悪かった日や夜更かしをした日などをメモしておくことを勧めています。まずは1周期分(月経の初日から次の月経の初日まで)続けてみます。

グラフの読み方

排卵がある周期の基礎体温は、低い時期と高い時期の2つに分かれます(二相性)。

時期目安(ヘルスケアラボ)
低温期月経が始まってから排卵まで。長さには個人差があります
高温期排卵のあと、黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きで体温が約0.3〜0.5℃上がります。12〜14日ほど続きます
  • 低温期から高温期に移ったのを見て、排卵があったと推定します
  • 1周期だけでは判断しにくいため、2〜3周期続けて見ることが勧められています
  • 高温期が16日以上続くときは、妊娠している可能性があります

日本生殖医学会は、月経周期が25〜38日で基礎体温が二相性であれば排卵の面では心配ないとし、これにあてはまらない場合は排卵障害の可能性があるので産婦人科医に相談するよう勧めています。

医師に相談したほうがよいグラフ

ヘルスケアラボは、次のようなグラフを注意が必要な例として挙げています。

  • 低温期のまま、ほとんど上がらない — 排卵していない可能性があります
  • 高温期が短い、途中で下がる — 黄体の働きの不足が考えられます
  • 低温期がとても短い — とくに若い人では注意が必要です

日本生殖医学会は、月経の間隔が39日以上あく、または24日以内に来る人は排卵していないことが多いとして、基礎体温を1〜2か月つけて早めに受診するよう勧めています。ヘルスケアラボは、3か月月経が来ない場合も受診を勧めています。

基礎体温だけではわからないこと

  • 排卵日を前もって正確に言い当てるものではありません。 基礎体温は、体温が上がったのを見て「排卵があった」とあとから推定するものです。医療機関では、超音波で卵胞の大きさを測ったり、尿や血液のホルモン(LH)を調べたりして排卵日を予測します(「タイミング法」)
  • 二相性でも、妊娠しにくい原因がないとは言えません。 卵管や精子の状態は基礎体温ではわかりません。検査の項目は「不妊検査」にまとめています
  • 体調や生活の影響を受けます。 寝不足や体調不良の日は、体温がいつもとずれることがあります

月経の開始日と周期から排卵日の目安を出したいときは「排卵日の目安を計算する」も使えます(入力した内容は送信されません)。基礎体温の記録と合わせて見ると、受診のときの説明に役立ちます。

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よくある質問

基礎体温はわきの下で測ってもいいですか?

厚生労働省研究班が監修するヘルスケアラボは、婦人体温計を使い、朝目が覚めたらすぐ起き上がらずに舌の下で測るよう案内しており、わきの下の体温は参考にならないとしています。

基礎体温で排卵日を前もって知ることはできますか?

基礎体温は、低温期から高温期に移ったのを見て、排卵があったとあとから推定するものです。排卵日を前もって予測するには、医療機関で超音波やホルモンの検査を組み合わせます。

何周期くらいつければいいですか?

ヘルスケアラボは、1周期だけでは判断しにくいため2〜3周期続けて見ることを勧めています。月経の間隔が39日以上あく、または24日以内に来る人は、日本生殖医学会が基礎体温を1〜2か月つけて早めに受診するよう勧めています。

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